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猫はこんな音が嫌いです

猫と騒音


猫は楽器や掃除機、ドライヤーの音が苦手です。

猫によってはインタホンや電話の音にもそこまで反応するかというくらいのリアクションを見せてくれますから、猫と暮らしていると音を出すことに罪悪感を感じることが多々あります。掃除機をかける前に猫にひと言声をかける飼い主さんは、けっこういるのではないでしょうか。


猫の聴覚


犬は臭覚、猫は聴覚の動物と言われている通り、猫の聴覚は人間はもちろん、犬に比べても優れています。猫は本来夜行性ですから、暗がりの中でも獲物を捕獲できるように聴覚が発達したのでしょう。
聞きとることができる周波数の範囲を可聴周波数帯域と言いい、猫は人や犬と比べて可聴周波数帯域が広く、高音では犬笛より高い音も聞き取れるそうです。

時々、猫が耳をぴんと立てて、何もない空間を見つめていることがあるじゃないですか。うわっ!人には見えない何かが見えちゃってる?なんて思ったりしませんか?

ミステリアスな雰囲気を持つ猫には幽霊くらい軽く見えそうですが、あれはただ、猫が人には聞こえない音を聞いているだけのようです。
先代猫のモニカは、夫がエレベーターから降りると同時に玄関まで走り、お迎えをしていました。聴力が優れているモニカにとっては、そんなことはたやすいことだったに違いありません。むしろ、今の猫たちがリビングでぐーたらしたまま玄関まで夫を出迎えないのはなぜなんだ、ってことでしょう。


我が家の猫たちは


ジンジャー


掃除機やドライヤー、電話の音はへっちゃらです。掃除中には他の猫たちに見せびらかすように掃除機のわきを通り、自分の勇敢さをアピールします。
ところが、ピアノの音は大嫌い。わたしがピアノの蓋を開けると同時に、リビングからあわてて出ていきます。ピアノそのものも恐がって近づけませんでしたが、ピアノの蓋が閉まっている時は騒音(失礼な!)が出ないことに気がつき、得意そうにピアノの蓋に飛び乗っています。



ベベリュン



掃除機、インタホン、ドライヤー、電話の音は大嫌いなのに、ピアノの音には動じません。この猫は音楽というものを理解しているのです。

別に・・・


音楽が好きなわけじゃないの
動くのめんどくさいの


シャムス



掃除機、インタホン、ドライヤー、電話の音、ピアノ、これらすべての音が大嫌い。特にふいうちで鳴り出す電話やインタホンの音は、恐怖でしかないようです。電話が鳴ると、ベッドの下に隠れてなかなか出てきません。

まだちっちゃいからにゃ
大きな音だけは怖いんだにゃ

まとめ



どうでしょうか。猫によって音への反応が違いますよね。

猫それぞれの聴力の差もあるかもしれませんが、ジンジャーを見ていると人間と暮らした長さ(経験)や頭の良さ(理解力)も関係しているように思えます。また、音には大きい小さいだけでなく音色や高低などの3要素がありますから、猫によっては特に嫌いな要素だってあるかもしれません。そしてもしかしたら、まだ小さなシャミーには掃除機が大きな音を出す怪獣に見えている可能性だってあるのかもしれません。
こうしたことから分かることは、音によっては猫は嫌悪だけでなく恐怖を感じてしまうこともあるということだけです。

わたしたち人間には生活音は一つずつ意味があり、何の音なのか推測したり認識したりして納得して暮らしています。でも猫にとってそれらの音のほとんどは、安楽な日常に突然侵入してくる原因不明の不快な現象なのです。大きな音を出す前には、猫にひと言声をかけてから、別の部屋に逃げられるように経路を開けておいてあげたほうがよさそうですね。


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